第26回右城暮石顕彰吉野川全国俳句大会が開催されました
平成31年4月14日(日)、第26回右城暮石顕彰吉野川全国俳句大会が本山町プラチナセンターふれあいホールにて開催されました。
大会事前句には一般の部に728句、県内学生の部に7,627句の応募があり、
一般の部 :俳誌『童子』主宰・辻桃子氏
小学生の部:高知県俳句連盟副会長・岡林知世子氏
中学生の部:高知県俳句連盟会長・山本呆斎氏
高校生の部:高知県俳句連盟副会長・味元昭次氏
により選考が行われました。
表彰式の前には、特別講師の辻桃子氏による記念講演『「花鳥」って、たのしい』が開催され、貴重なお話を伺うことが出来ました。
第26回右城暮石顕彰吉野川全国俳句大会 会場:本山町プラチナセンターふれあいホール |
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記念講演:『「花鳥」って、たのしい』 特別講師 『童子』主宰・辻桃子先生 |
記念講演に続き、学生の部の表彰が行われました。
学生の部の受賞者は以下の通りです。
【小学生の部】選者:岡林知世子氏
最優秀賞 「太陽がでっかくなった夏休み」 櫻木 一吹(土佐市立高岡第一小学校)
優秀賞 「おじいちゃん作るいちごは世界一」 岩郷 莉子(土佐市立高岡第一小学校)
優秀賞 「うり坊と庭で対面大さわぎ」 和田 一京(本山町立吉野小学校)
【中学生の部】選者:山本呆斎氏
最優秀賞 「祖母の息白し戦後を生き抜いて」 中山 咲桜(中土佐町立久礼中学校)
優秀賞 「新年だゴールへ向けてつっぱしれ」 橋田 凛 (中土佐町立久礼中学校)
優秀賞 「祖父の田の稲重そうに弧を描く」 久保田聖那(四万十町立窪川中学校)
【高校生の部】選者:味元昭次氏
最優秀賞 「髪洗うそのときなぜか笑ってる」 大塚そらん(高知県立小津高等学校)
優秀賞 「胡桃の木いつも隣に立ってたのに」 尾﨑 陽光(高知県立小津高等学校)
小学生の部 最優秀賞を受賞した櫻木一吹さん (選者・高知県俳句連盟副会長 岡林知世子先生) |
小学生の部 優秀賞を受賞した岩郷莉子さん |
続いて、一般の部の表彰式が行われました。
受賞者は以下の通りです。
【一般の部】選者:辻桃子氏
右城暮石賞 「土佐次郎三羽飼ふ小屋桃の花」 徳留 邦子(滋賀県)
高知県知事賞 「お遍路の列正しうし沈下橋」 城山 憲三(愛知県)
高知県文化財団理事長賞 「猪さばく猟師の肩の男臭さ」 田村 乙女(高知県)
特選 「行きつけのママも誘ふや探梅行」 山中 則 (高知県)
特選 「焼牡蠣の中より焼けし小蟹かな」 石井 鐐二(岡山県)
特選 「猪食ひに来いと嶺北より電話」 山本 呆斎(高知県)
事前句選評の様子 事前句披講:『童子』副主宰・安部元気氏 選評:『童子』主宰・辻桃子氏 |
続いて当日句の表彰式が行われました。
当日句選者 辻桃子氏 | 当日句選者 山本呆斎氏 | 当日句選者 味元昭次氏 |
当日句の受賞者は以下よりご確認いただけます。
26当日句入選一覧 ← クリック
吉野川全国俳句大会と名称を改め開催された今大会も、ご参加いただいた皆様のおかげをもちまして、無事に終了できました。一般の部に応募いただいた皆様をはじめ、小・中学校、高等学校の関係者の皆様、児童生徒の皆様にお礼を申し上げます。
これからも多くの皆様が俳句に親しめる機会となるように努力してまいります。引き続きご支援ご協力賜りますようお願い申し上げます。