俳句の道展「暮石と三鬼」

本山町出身の蛇笏賞受賞俳人「右城暮石(うしろぼせき)」と、暮石の句を一番理解したとされる「西東三鬼(さいとうさんき)」の俳句展。

昭和23年、暮石の師である山口誓子が「天狼」を主宰創刊すると、日吉館句会で夜を徹して競いあった西東三鬼、平畑静塔、橋本多佳子の作品が「天狼」誌上に続々と発表されます。刺激を受けた暮石は、翌年、古屋秀雄らとともに「天狼」の同人となり、誓子の選を受けながら表現の厳しさを学んでゆきます。これが、暮石俳句を確立する新たな出発点となりました。
本展では「天狼」の仲間としても親交の深い暮石と三鬼を中心に、日吉館句会で切磋琢磨した人々と作品、あわせて本山町内に建立されている句碑「俳句の道」を紹介します。

開催期間  2023年2月5日(日)~2023年5月28日(日)
開館時間  午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日   月曜日(祝祭日の場合は翌火曜日)
入場料   一般・大学生 300(240)円、小中高校生 100(80)円
※( )内は団体20名以上料金
■身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者及び被爆者健康手帳をお持ちの方とその介護者(1名)、高知県又は高知市長寿手帳をお持ちの方は入館料が免除となります。窓口にお問合せください。

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